Claude CodeとWordPressを繋ぐと、管理画面での貼り付け作業がなくなります。 原稿をAIに渡すと、タイトル・本文・カテゴリが入った状態で「下書き」に並びます。 あなたがやるのは、WordPressで合鍵を1本発行することと、最後に自分の目で見て公開ボタンを押すことだけです。
この手順を作った人が、実際に運用している数字です。
人・AI・WordPressの分担はこれだけです。
ポイントは、AIは管理画面を操作しないことです。管理画面と同じことを文字の命令でやれる窓口(REST API)がWordPressには最初からあって、AIはそこに合鍵を見せて記事を置きに行きます。
ここから先、手を動かすのはこの3つです。残りはAIがやります。
claude と入れる → 「新しいアプリケーションパスワードを追加」緑の枠にパスワードが出て、欄の下に「claude」の行が1つ増えていれば完了です。この画面は閉じて構いません。
画面を閉じると、同じパスワードは二度と表示されません。一覧に残るのは名前だけです。
見失ったら、慌てずに同じ手順でもう1本作ってください。古いほうは一覧の「取り消し」で捨てれば済みます。
この手順を作った環境では出ませんでしたが、一般に多い原因は2つです。サイトがhttpsになっていない(WordPressは安全でない接続では合鍵の機能を隠します)か、セキュリティ系のプラグインが機能を止めているかです。
AIに「プロフィール画面にアプリケーションパスワードの欄が出ない」とそのまま伝えてください。サイトのURLがhttpsかどうかと、入っているプラグインから切り分けてくれます。
合鍵そのものが写っています。チャットに貼ると、その会話を見られる人全員が使えてしまいます。
合鍵は次の手順でAIが用意する設定ファイルに直接貼ります。チャットには「発行した」とだけ伝えれば十分です。
記事用のフォルダを1つ作ってClaude Codeで開き、そのままこう言います。サイトのURLとログイン名は自分のものに書き換えてください。
このフォルダに、WordPressへ下書き投稿する道具を作って。 サイト: https://あなたのサイトのURL ログイン名: あなたのWordPressのユーザー名 アプリケーションパスワードは発行済み。gitに入らない設定ファイル(wp_sites.local.json)を作ってくれたら、そこに私が自分で貼ります。チャットには貼りません。 できることは「Markdownの原稿を下書きとして入れる」「既存の下書きを更新する」まで。公開(publish)は絶対にしないでください。 設定ファイルができたら場所を教えて。私が貼ったあとで、テストとして「テスト投稿(下書き)」を1本入れて、管理画面で見る場所を教えて。
"app_password": "" の引用符の間に、手順1でコピーした24文字を貼って保存する(スペースはあってもなくても通ります)AIが「下書きに入りました」と管理画面のURLを返し、WordPressの「投稿 → 下書き」に テスト投稿(下書き) が1本あれば完了です。これで準備は全部です。テスト投稿はあとで消して構いません。
たいてい合鍵の貼り方の問題です。
①ログイン名にメールアドレスを書いていないか(ユーザー名のほうです)②貼った24文字の前後に余計な空白や改行が入っていないか ③合鍵を発行したユーザーと、ログイン名が同じ人か。この3つを見直してください。
サーバー会社が入れている不正アクセス防止の壁(WAF)が、機械からの書き込みを怪しんで止める場合があります。この手順を作った環境でも、画像のアップロードと削除で起きました。
まずはAIに任せてください。送り方を変えると通る場合が多く、実際にそれで解決しています。それでも通らないときだけ、サーバー会社の管理画面でWAFを一時的にオフにします(ConoHa WINGなら「サイト管理 → サイトセキュリティ → WAF」。会社によって場所は違います)。試したあとは必ずオンに戻してください。
原稿(Markdownでも、ただの文章でも)をフォルダに置くか、チャットに貼って、こう言います。
この原稿を下書きで入れて。 タイトルは「◯◯」、カテゴリは「◯◯」。 入れたら管理画面のURLを教えて。
公開したあとにAIへ「◯◯を公開したよ」と一言伝えておくと、次からの内部リンクや一覧の更新に使ってくれます。
(記事の編集画面の上部に赤い帯で表示される)
この手順を作った環境で2026年9月8日の深夜に実際に起きました。原因はサーバー会社側のデータベースが一時的に「読み取り専用」になっていたことで、記事の中身とは無関係でした。数時間で直り、下書きも無事でした。
時間を置いてもう一度押してください。半日たっても直らないときは、サーバー会社の「障害情報」を見るか、サポートに連絡します。AIに「公開に失敗しましたと出た」と伝えれば、サーバー側の問題かどうかを裏口から確かめてくれます。
| 見たいもの | 場所 |
|---|---|
| AIが入れた下書き | 管理画面 → 投稿 → すべての投稿 → 上の「下書き」タブ |
| 合鍵が使われているか | ユーザー → プロフィール → アプリケーションパスワードの一覧。「最終使用」の日時が更新されていれば、道具が動いた証拠です |
| 合鍵を捨てたいとき | 同じ一覧の「取り消し」。その瞬間から道具は動かなくなります(記事は残ります) |
| 合鍵のファイル | 記事用フォルダの中の wp_sites.local.json。普段は開かなくて構いません。AIがgitに入らないように設定しています |
| やり方 | 向いている人 | この手順との違い |
|---|---|---|
| この手順(Claude Code+合鍵) | 記事を継続して出す人。複数サイトの人 | 無料。道具は自分のもの。サイトが増えても設定ファイルに1行足すだけ |
| WordPressにAIプラグインを入れる | 管理画面の中で完結させたい人 | 記事ごとに画面操作が要る。プラグインの月額がかかるものが多い。サイトごとに設定 |
| Zapierなどの連携サービス | 他のツールとも繋ぎたい人 | 件数で有料になる。原稿を外部サービスに通す |
| コピー&ペースト | 月1本の人 | お金はかからないが、見出し・装飾・画像を毎回手で入れる |
この手順自体は無料です。必要なのはClaude Codeが使える契約と、すでにあるWordPressだけ。追加のプラグインも、サービスの登録もありません。
覚える必要はありません。「何が動いているか知りたい」ときだけどうぞ。
| やりたいこと | 裏口(REST API)への命令 |
|---|---|
| 繋がっているか確認 | GET /wp-json/wp/v2/users/me(合鍵で自分の情報が返れば成功) |
| 下書きを作る | POST /wp-json/wp/v2/posts に {"title","content","status":"draft"} |
| 下書きを更新する | POST /wp-json/wp/v2/posts/記事ID |
| 下書き一覧を見る | GET /wp-json/wp/v2/posts?status=draft |
| 画像を上げる | POST /wp-json/wp/v2/media(ファイルを添付) |